Chromeのブックマーク同期が凄い!

GoogleOSブログにSync Google Chrome Bookmarksというエントリーが出来てた。これはGoogleChromeにブックマーク同期機能が付いたことをアナウンスする記事だ。

これは凄い!求めて居たブックマーク同期機能だ!ということで早速実装をチェック。

こんな感じに動作する

  • Chromeに同期用のGoogleアカウントを設定することで同期を行うようだ。
  • バックグラウンドのストレージはGoogleブックマークではなく、GoogleDocs。*1
  • GoogleTalkでも使われているXMPPというプロトコルにより、リアルタイムで同期が行われようだ。*2
  • 2つめのPCに設定を行う際はちゃんと以下のような感じでマージされるようだ。
    • 同名フォルダは普通にマージ
    • 同名ブックマークは
      • URLも同じ場合は1つだけが残り、
      • URLが異なる場合は同じ名前のブックマークが二つになる(URLは異なる)
  • 編集の競合が発生した場合も理想的な動作をしてくれる。
    • AとBのPCで同時に編集を行うとで後で編集ダイアログのOKを押した方の内容が残る、後勝ちルール。
    • Aで編集中にBで削除を行ってみると、
      • Aの編集ダイアログがリアルタイムに突然消えて対象ブックマークは消滅している。
      • Bで削除→Aに反映される前に素早くAの編集でもOKを押しても→対象ブックマークはBの削除が通知されてきた瞬間に消滅する。
  • ちなみに最初のDocsへの同期は数秒もかからずに完了する。以後の編集もコンマ秒レベルで同期してくれる。

こんな感じで、気持ちよいくらい気持ちよく、直感通りに同期してくれるのが素敵すぎるww

ブックマーク同期の有効化手順

手順は元記事にも書いてあるが一応順を追って書いておこう。

  1. まずはここにアクセスしてChromeをDevバージョンにする。
  2. 起動用のショートカットに --enable-sync オプションを付ける。
  3. ↑このショートカットからChromeを再起動する。
  4. パナマークのメニューに「Sync my bookmarks...」が追加されてるのでクリック
  5. Googleのログインダイアログが出てくるのでログインする。
    • ↑ここまでで同期設定は終了。GoogleDocsを見るとGoogle Chromeという仮想フォルダが出来ているのが確認できる。
  6. 2台目のPCで1〜5までの手順を行う。
  7. 1台目の設定時には出なかった「マージするよ?」という確認ダイアログが出るので「Merge and sync」ボタンを押す。
    • ↑これで同期が完了だ。2台目のChromeのブックマークには既に1台目のChromeのブックマークがマージされていることが確認できるはずだ。逆に1台目のChromeにも2台目のChromeのブックマークがマージされている。ここでダブリの削除やその他ブックマークの整理作業を片方のChromeで行うと、他のChromeでもその整理結果が(リアルタイムに)反映されているはずだ。

*1:GoogleBookmarksは余り使い勝手の良い物じゃなく好きになれなかった過去があり。今回ブックマーク同期がそれを使わない実装になってるのは個人的には非常に嬉しい。

*2:リモートデスクトップで別PCのシンクロしてるChromeを見ながら、手前のPCのブックマークバーのブックマーク修正すると1秒程度で別PCに反映されるw