Google検索結果に著者情報を表示する方法
Google Japan Blog: 検索結果に著者情報が表示されるようになりましたとの事なので、はてなダイアリーの記事が検索された際に著者情報が表示されるようデザインを修正してみました。
設定方法は2通りありウェブ検索での著者情報 - Search Console ヘルプで説明されています。
ですが「オプション1:確認済みメアドでリンク」は上手く出来なかったので、「オプション2:コンテンツ内にタグを挿入してリンク」の方法で設定することにしました。
既存のデザインに影響を与えない一番簡単な手順
- 自分のGoogle+のプロフィールURLをコピペします。
- はてなダイアリーの「管理」→デザイン→デザイン編集でページのヘッダもしくはページのフッタにコピペしたURLを少し修正( /posts を削って代わりに ?rel=author を追加)して以下のようなコードを記述します。
<!-- 参考 http://d.hatena.ne.jp/y-kawaz/20120615/1339750858 --> <a href="https://plus.google.com/107778016735353586604?rel=author" style="display:none;">Google</a>
色々試したところ、aタグ内のテキストは「Google」固定で、アイコンを入れたり空タグにしたりしてはいけないようです。なのでとりあえずGoogleというテキストリンクにした上で、表示上は邪魔なので style="display:none;" を付けてみた。
- Google+のプロフィールの編集で「投稿先」にはてダのURLを追加します。
- 構造化データ テスト ツールでGoogle+のプロフィール情報が表示されるかどうか確認します。
- ググって確認します。
出来たー!!でも過去の記事はすぐにクロールされないので気長に待って後日確認しよう。
chrome:flagsのデフォルト設定
TLで chrome:flags (=about:flags) のデフォルトが分からなくなったって意見を見て「なるほど、僕も分からんw」と思ったので、丁度手元にWindows8がクリーンインストールされた仮想マシンがあったので確認してみた。
以下が現時点の確認結果だ。ノーマル版、beta版、dev版でそれぞれ以下の項目が白くなっていて他は全て無効(グレー)がデフォルト状態だった。
- 19.0.1084.46 m, 19.0.1084.46 beta-m
- スレッド合成→規定
- 履歴URLから候補を多く表示→自動
- HistoryQuickProvider候補のインライン展開→自動
- 21.0.1145.0 dev-m
- スレッド合成→規定
- HistoryQuickProvider候補のインライン展開→自動
- Touch Optimized UI→自動
レンタルバイクの保険料を安くあげられないか調べてみた→結論:無理
バイクを所有すると数十万円の本体代金に加えて、保険代やメンテ代や駐車場の確保など維持費も結構かかってしまう。それを考えたら年に数回程度しか乗らないホリデーバイカーにとってはレンタルバイクは結構良い選択肢だと思う。
実際にそう考えて数年前にバイクを処分してから何度か利用しているが、バイクのレンタル料自体も案外安いし毎回ちゃんとメンテされた色々なバイクに乗ることが出来るので、借りたり返したりの手続きが面倒くさい等のデメリットもあるがそれなりに満足している。
ただ、いつも思うのが保険代だ。やっぱ無保険状態で乗るのは怖いし絶対やりたくない。でちゃんと保険をかけると1日4,5千円かかってしまいかなり割高に感じる。これを何とか出来る方法はないかなーと色々調査してみたのが今回の記事です。
既存保険(普通自動車)の他車運転危険担保特約は使えないか?
自分はバイク以外に普通自動車や生命保険にも加入している。これらの保険の特約でカバーすることは出来ないか?と言うことを考えた。ポイントは二つだ。
つまり他車運転危険担保特約が使えて生命保険とのコンボが出来れば実はレンタルバイクの保険料は不要ということになる!?*2
だがそう上手くは行かないようだ。実はよく調べると他車運転危険担保特約の言う「他車」とは、以下に挙げるの8車種のうちの5〜8車種のみを他車としており、バイクが特約の補償範囲に入る保険会社はないようです。
- 自家用普通乗用車
- 自家用小型乗用車
- 自家用軽四輪乗用車
- 自家用軽四輪貨物車
- 自家用小型貨物車
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
- 自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)
- 特種用途自動車(キャンピング車)
「他車」の定義やバイクへの適用可否について、20社の保険会社のサイトを調べたり電話で問い合わせたりしてみたんですが全滅でした、残念。
東京海道日動→主な自家用車とは、お車の用途・車種が自家用乗用車(普通・小型・軽四輪)、自家用貨物車〔普通(最大積載量2トン以下)・小型・軽四輪〕、特種用途自動車(キャンピング車)であるものをいいます。 ソニー損保 http://www.sonysonpo.co.jp/qa/auto/product/compensation/common/ac101007.asp 東京海道日動 http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/total-assist/shohin/other_tokuyaku.html#010 チューリッヒ http://www.zurich.co.jp/direct/auto/compensation/passenger/other.html アクサダイレクト http://www.axa-direct.co.jp/auto/product/knowledge/knowledge07.html 三井ダイレクト http://www.mitsui-direct.co.jp/term/car/compensation/special/017.html そんぽ24 http://www.sonpo24.co.jp/information/glossary/wd_ta.html#wd_hs12 SBI損保 http://www.sbisonpo.co.jp/term/ta_08.html イーデザイン損保 http://www.edsp.co.jp/products/products_017/ アメリカンホームダイレクト http://www.americanhome.co.jp/auto/recompense/driver_partner/index.html エース保険 http://www.ace-insurance.co.jp/individual/car/safety/coverage.html AIU保険 あいおいニッセイ同和損保 富士火災 損保ジャパン 共栄火災 ゼネラリ セゾン自動車火災 http://faq.ins-saison.dga.jp/glossary/faq_detail.html?id=1043 セコム損保 朝日火災
バイク保険の他車運転危険担保特約ならどうだ?
バイク保険にも他車運転危険担保特約がつけられるものがある。こちらの場合の「他車」とは当然バイクのことで、友人のバイクを借りて運転する際などに使える。
しかし調べた限りはレンタルバイクは明示的に除外されていて使えないことが分かった、残念…。
「ちょいのり保険」について
そういえば2012年1月1日から東京海上日動が「ちょいのり保険」という使うときに1日500円〜の料金で利用できる自動車保険を始めたみたいなのでコレについても確認してみた。
結論としてはやはりレンタルバイクでは使えない。
というかそもそもバイクは対象外だし、借りる相手もホントに家族(本人と配偶者と同居の親族を除く=つまり別居の親族のみ!)もしくは友人の車を借りる時くらいしか使えない(レンタカーや法人名義の車も対象外)ので結構微妙な保険だった…。
結論→無理でした!
レンタルバイクってスタイルとしてはアリだと思ってるんだけど…、残念ながら良い方法は無いようだ。年間数万円〜くらいでレンタルバイク乗り放題な保険が出来てくれたら嬉しいんだがなぁ。
でもこれだけは言っておく。
無保険は自分も相手も不幸にするのでケチらず保険は入ろう!
本人は自業自得かもしれんが、特に相手が不幸になるパターンがホント悲惨だからさ(相手が)。
PostfixのTLS実装ってSNI対応してないのね…
追記あり、解決したんで最後まで読んでね。
最近いくつかのドメインでSSLサーバ証明書を取ったので折角なのでPostfixにも設定してみようと思ったのが始まりで、改めて TLS_README とかを見ながらマルチホスト名のSSL設定方法を探してみたんだがどうにも見つからないぞ?
通常のTLS利用次に行う smtpd_tls_cert_file や smtpd_tls_key_file の設定項目に対して、smtpd_tls_key_file_mapsやsmtpd_tls_key_file_mapsとかがあるんじゃないかと思ってたんだがどうにも見当たらない。smtp_tls_per_site とかsmtp_tls_policy_mapsとかsmtp_tls_fingerprint_cert_matchとか何かそれっぽい名前の設定項目も見つけたが、どうやらこれらは接続先の証明書の妥当性チェックの設定をホスト名毎に行うとかの、SNI(Server Name Identification)とは全く別の話に関するもののようだ…。
2年前の議論(この記事を書いた2012年から見て、だから2010年な…)
ひたすら情報が見つからない中、それでもPostfix程メジャーなプロダクトがSNI出来ないわけ無いよなーなんて思いながら頑張ってググってたら以下のMLのスレッドに行き着いた。
http://tech.groups.yahoo.com/group/postfix-users/message/266148?threaded=1
話の流れ的は以下のような感じだ。
- 質問者: Postfixでドメイン毎に複数証明書を設定するにはどうしたらよいの?
- Wietse Venema: つ「Hint: SMTP is not HTTP」*1
- Victor Duchovni: OpenSSL 1.0だとSNIが使えるから実装してみようかと思ったんだけど、まだ多くの人が0.9.xだし優先度低いわ。クライアントもSNIに対応してるのが殆ど無いしね。
- ドメイン毎にIP分けて1IP1証明書でやればいいんじゃね?*2
- Victor Duchovni: やっぱまだクライアントの対応少ないしSNIが普及したらでいいから今は優先度高くないよ。他のSMTPサーバでもSNI対応してるの知らないし。
とこんな感じだと思う(超意訳)。ちなみにVictor DuchovniとWietse VenemaはPostfixのTLS実装をしてる人達らしい。(追記)というかWietse VenemaさんってPostfixの生みの親な人なんですね。
これらの発言は2年前の2010年6月頃の話なので、まぁ当時は世間の環境的にまだSNI実装が進まなくても仕方がなくなったかもしれないね。で、これ以降は現在まで特にPostfixのSNI対応に関する議論は起こってないみたいだ。
でも、そろそろいいんじゃないかな?ThunderbirdやiPhoneやその他色んなMUAが最近は当たり前のようにSNI使えるようになってるみたいだし。サーバアプリもWEBを中心にその他のプロトコルでもSNI対応してるものが増えてきたしさ。
今改めて同じポストをしたら話進むんじゃないかなー、頑張って英語書いてみようかな?
諦めた
そんな訳でTLS周りの実装してる人達が否定してるのでSNI設定があるんじゃ?という見逃しの心配はしなくてよさそうで、今日は安心して諦められる。
各ユーザにはCNが違う証明書を例外としてクライアントに保存してもらうか、証明書のCNのホスト名でアクセスしてもらうかっていうありきたりの対応をしてもらうことにするか。WEBと比べたら需要も低いしいいや。
追記 2014/08/05 絶望…?
前回調査した時から2年半、そろそろ何か進捗あったかな?と思って調べてみたら…なんと衝撃の結末が!?
There are no plans to implement SNI in the Postfix SMTP server.
最新の2.11.1のTLS_READMEに「サポート予定ねーからww」って追記されとるww バージョン2.10.3にはこの記述はなくて、2.11.0からコレが追記されてるな。ファイルのタイムスタンプは2014-01-07。
追記 2015/02/23 解決してた!
TLSのSNI対応しねーよ宣言を見てグンニャリしてたんだが、実は2.10でProxy Protocolに対応してるからHAProxy噛ませばSNI対応出来そう。だからこれ使えよってことでSNI対応やめたのかもな。...出来た!
ちなみにProxy Protocolって何ぞ?てとこだが、これは「TCPプロキシを単純に行った際にリモートのIPやPORTがプロキシ先のアプリで知るすべが無い」という問題を解決するもので、TCPのバケツリレーをする際に最初の1行で接続情報を付けて裏に教えてやるという仕組みです。これによってプロキシ先のPostfixで接続元のIPをチェックすることが出来るようになり、Postfix自身が直接LISTENした場合と同様に各種処理が行えるようになるというものです。
設定的には以下をmain.cfに追加してやるとProxy ProtocolモードでLISTENするようになるというものです。
smtpd_upstream_proxy_protocol = haproxy
これを有効にした上で待ち受けポートを 25→10025 とか 587→10587 とかに変えて、25や587はhaproxyでSTARTTLSしたときにSNI使って復数証明書が切り替えれる感じでLISTENした上でlocalにプロキシしてやればOK。この場合Postfixの直ポートは外部からはアクセス拒否してhaproxyからのみ受け付けるようにすべき。以上!
EscでGoogle日本語入力をオフにしたら凄い快適になったw
Windows環境でPuTTYの中とかでvim使ってるとINSERTモードからEscした後にIMEがONのままになっててイライラするって事象がかなりの頻度で起こる。あとアドレスバーにURL入れようと思ったら日本語だったりとかね。
でもたったこれだけの為に常駐のキーマップ変更アプリを入れるのも癪なので、設定だけで何とかならないものかーと思ったら、何とかなったのでメモ。
手順
- Google日本語入力のプロパティを開く
- 一般タブのキー設定の選択で「カスタム」を選択、そして「編集」をクリック
- デフォだと設定が空なので「編集>定義済みキーマップからインポート>ME-IME」を実行
- 更に「編集>新しいエントリー」を実行
- 空の行が出来るのでそこに「入力文字なし|Escape|IMEを無効化」を設定
Node v0.7.0の新機能Isolates(マルチスレッド)を試す
たまたま新環境にNode.js入れてたらv0.7.0がリリースされてたのに気がついたので、勢いで新機能を試してみた。
V8のバージョンが上がったとかもあるけど多分一番の目玉はIsolates(マルチスレッド)のサポートかな、と思う。開発ブランチでは他にもDomainsという機能も実装中らしいと聞いてたがそれはまだv0.7.0では使えないようだ。
Isolatesの使い方がドキュメントの方には載ってなかったのでソースをisolateとかthreadとかで探してみたところ、どうやらchild_processモジュールのspawnやforkのオプションに thread:true を渡してやればマルチスレッドを使ってくれるっぽいことが分かった。
シングルスレッドと非同期I/Oでシンプル&ハイパフォーマンスが売りのNodeだが、よく「マルチコアが使い切れない、重たいCPU処理したら固まるじゃんプギャー」って批判されてしまっていたのも事実。今回のIsolatesによりその弱点もカバー出来るね、やった!
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