公式Google Chromeがグリモン対応したので試してみた

一昨日Google Chrome 2.0 pre-beta がリリースされたらしい。
早速新機能一覧をみると、なんとGreaseMonkeyスクリプト(user-script)対応があるじゃないか!
早速アップデートして試してみた。(アップデート方法はこの辺を参考に)

  1. まずはChromeのバージョン確認、どうやら 2.0.156.1 になったようだ。
  2. Chromiumのドキュメントを参考に、このバージョンだと C:\scripts というフォルダを作って中に user.js を置けば良いらしい。
  3. とりあえずテスト用に適当なuser-scriptを作ったのでコレを先ほどの C:\scripts フォルダにコピー。
  4. 次にGoogleChromeのショートカットのプロパティを開き -enable-user-scripts *1という引数を追加する。
  5. 一度Chromeをそのショートカットで起動しなおしてこのエントリーを開くと…
  6. 見事成功!やったね!

とりあえず自分が必要なグリモンスクリプトは結構普通に動作した。
AutoPagerizeはそのまま置いたら動かなかったがブックマークレット版をコピペしたuser.jsを作って置いたら普通に動いた模様。

注意点

まだ pre-beta ということでいくつかの注意点がある。

  • 今の段階ではグリモンのいくつかの機能がまだ使えない(Chromium does not support @exclude, @require, @resource, unsafeWindow, or any of the special GM_* APIs.)
  • 現時点(バージョン2.0.156.1)ではスクリプト置き場は C:\scripts だが、以降のバージョンでは以下の通りまともなフォルダに変更されるらしい。なので今から使う人は次期アップデート時にスクリプトを移動する必要が生じる。
OS スクリプト置き場
XP C:\Documents and Settings\\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\User Scripts
Vista C:\Users\\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\User Scripts

まぁこれだけと言えばこれだけ。

*1:ところでChromiumのドキュメントには--enable-user-scriptsと書いてあるが、Chromeではハイフン1個の-enable-user-scriptsが正しいようだ(確かにpre-betaのページにはそう書いてあった)が、なまじChroniumではハイフン二つで動くもんだから余計に悩んだ…